入学生総代

この度、高校の入学生総代に選ばれた生徒がいます。

 

 

小学6年生に入塾し、中学校でも常に5番以内をキープし続け、特待を持って、とある私立高校に進学するわけですですが、やはりお母さんやお父さんのご協力なくして今の彼女はないと思うのです。

小学6年生時から勉強はできる子でしたが、中学3年間の定期テストで5番以内を取り続けることがどれだけ大変なことであるかどうかは、人生できちんと勉強をされた方々にはご理解いただけると思います。本人が一番大変でありますが、保護者の方が協力的でないと絶対に不可能であると思うのです。

 

塾では可愛くていつもニコニコしている彼女も家では結構反発も大きかったようで、そんな中毎日塾まで連れてきてくれたり、千葉学習塾協同組合が主催する各種フェアにお越しくださったり、色々ご相談に来てくださったりと、長きに渡りお骨折り下さいました。

中3の進路面談時に『彼女の人生なので、彼女の進みたい方向に進ませてあげたい』とおっしゃったお母さんの一言に、全ての成功があると思っています。

当の本人は『お母さんが勉強しなさいってうるさい』なんて言っている事もありましたが、今では親の愛情を理解しつつあると思います。

 

 

逆にダメなケースは【親が過剰に期待してしまい暴走してしまうケース】。定期テストで1番が取れないからといって、子どもの意思を関係なく親が出来なかった事を押し付け、結果子どもがつぶれてしまうケースです。この20年で何度も見てきています。

わからなくもないですけどね、今の小中学校で学力を測る基準が定期テストや実力テストしかないですものね。我が子を愛しているからこそですしね。

小学生時はプリントテストで100点近くを取っていれば安心できていたものが、中学生になったら順位まで出てしまうという部分にも問題がありますよね。この辺については長くなりそうなので、また今度にします。

 

まぁ、結局のところ、その子の実力を発揮するか否かは、塾ではなく親の正しい心持ちで決まるわけです。塾はあくまでも親が出来ない部分をサポートするだけ。小中学生をお持ちの親御さんは是非この事を知っておいて下さいね。

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