卒業生

塾長の佐々木です。

先日、ある卒業生にお会いしました。

彼女は部活優先である某高校を第一志望とし、合格に向かって一生懸命に勉強するとても真面目な生徒でした。

前期入試で部活を選択しなかった彼女は、高倍率と部活点に阻まれて惜しくも合格出来ませんでした。部活点がほぼない後期入試ではかなりの確率で合格出来たのですが、彼女やご家庭と面談を重ねる中でランクを一つ下げて受検することになりました。その結果、当たり前ながら上位の点数を取り(もちろん第一志望の高校のボーダーも完全クリアです)無事に合格した女子生徒です。

その彼女が、満面の笑みで『先生、最初のテストでね、数学が89点、英語も90点位、国語は67点位だったけど、なんと選抜クラスに入っちゃった!』と話してくれました。『学校めちゃくちゃ楽しい!』とも。今後は学校からも一目置かれる存在になるでしょうね。

学習塾は上位校に合格させることがステータスなように感じますが、中学校の時は数学以外あまり勉強が出来なかった彼女がこんなにも生き生きとしている姿を見て【決して上位校に合格するだけが塾の役割ではない】ことを再認識し、これからも【偏差値ランクだけではない生徒それぞれに合った学校選び】を軸に進路指導をしていこうと強く思った一日でした。

 

前の記事

欽ちゃん

次の記事

若竹学園の成績グラフ