嬉しかったこと1つ

有難いことに、未だに昨年書いた【嬉しかったこと2つ】が読まれているようです。ありがとうございます!

便乗して今年度バージョンを(笑)

 

◆元塾生が就職の報告に来てくれた◆

 

一昨日、中学1年生から高校3年生までお預かりし、その後講師として働いてくれていたのだが、とある理由で大学を転科し同時に塾講師もやめた元塾生が、4〜5年ぶりに挨拶に来てくれました。

大学を無事に卒業し、とある大手精密機器メーカーに内定をいただいたようで、知的な話し方が素晴らしい笑顔がステキな青年。

 

 

彼は中学1年生になる時にある塾から転塾してきました。小学校時代は生徒会長をやったりした子で、周りからも憧れを持たれている優等生。でも本人は内心ドキドキで、実は悩むことも多かった中学生時代。

偏差値をなんと15くらい上げ、とある倍率高めの千葉市の高校へ。塾にも欠かさず通い無事に大学合格も決めました。

大学に通い始め1年が経ったころ、自分のやりたいことと大学の実情に矛盾を感じ大学を休みがちに。同時に塾の講師もやめました。

恐らく最初の大きな挫折。頭が良いだけに先が見えて悩みが増え続けると同時に、自分の弱みを周りに見せることが苦手な彼は、大学を辞めるか否かというところまで悩んでいました。

色々行動する中で、辞めたらどうなるかを熟考し、結局大学は辞めずに1年留年し転科することにしました。塾を辞めてから、自分を高める為に巨大テーマパークで働いたり、携帯電話を店頭販売するといった【厳しいバイト】をしていたようです。

就活をする中で、これまた色々な経験をしたようですが、それまで4社ほどいただいていた内定を蹴って、とある大手メーカーに就職することに決めたのだそうです。就職氷河期といわれた私の世代から言わせてもらうと、なんとも贅沢な話(笑)

 

今思えば、彼は最初から《光るもの》を持っていましたが、《一人で抱え込む》悪い癖がありましたので、私も講師業を辞めたその後を私も心配していました。だからこそ一昨日の元気な顔を見た時は涙が溢れそうに・・・。

 

今回の内定は彼の【マイナス面をプラス思考に持っていく人間性】が企業に評価されたわけですが、やはり教育の最終目的地はココだな!と改めて感じた次第です。

 

 

立盛、ありがとね。バームクーヘンは昨日の朝ごはんでいただいたよ。悩んだらいつでも話を聞くからまた来てね。

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