子どもをダメにする親の共通点

台風からの復旧が少しずつ進む市原市。

 

うちも表の鉄製掲示板が風圧で傾き、『見やすいから、このままでいいかも』なんて呑気なことを言っていましたが、1週間前の強風再来により、とうとうノックダウンとなりました(笑)

 

うちはまだ良い方で、生徒の中には雨漏りをしているお宅やバルコニーの屋根が吹っ飛んだご家庭もあります。

 

千葉学習塾協同組合には、他県の塾団体やテスト業者さんからはご心配の声と義援金の申し出をいただいており、組合内有志塾で行う予定の募金と一緒に、災害支援金として送金予定です。

 

1日も早い復旧と子どもたちが健全な生活に戻れるよう願うばかりです。

 

 

 

さて、今回は我々親にとって耳のいた〜い話です。題して【子どもをダメにする親の共通点】。マイナス的な言葉かもしれませんが逆のことをすれば良いわけですから、まぁプラスに考えてください。

 

いくつか要因がありますが、共通しているのはコレかと思います。

 

 

◆ほめない◆

 

 

例えば、こんな場面です。

子「模擬テストが返ってきたよ。偏差値が7上がった。はい。』

親『あら、そう。(確認する)まぁ、次はもっと頑張らないとね』

 

いや、むやみやたらと褒める必要はありませんが、子どもが頑張って以前より良くなってきたこの場面ですから、《あら、そう》のあとに《前より良くなっているじゃない!スゴイ頑張ったわね》の一言を入れるだけでいいのです。

自分の経験としてきちんと高校受験や大学受験をされた方には【偏差値7アップ】がどれだけスゴイ事なのか、どれだけ努力が必要な事なのかをご理解いただけるものと思いますが、そこそこの勉強で今に至る親御さんは、まだ第一志望校に若干届いていない方に目が行ってしまい、褒めることを忘れてしまうのかもしれません。

すると結局負の連鎖。頑張っても褒められないなら、本気でやる気もおきないのは当たり前。あと少しで届く第一志望校合格も逃げて行ってしまいます。

 

また褒めるのが苦手な親御さんもいます。これは【いつも口だけで行動が伴わず成績不振が続いていた生徒のご家庭】に多いパターンです。《良くなかったから褒めてこなかった》と主張されるのでしょうが、逆です。《褒めてこなかったから良くなかった》のです。この事を改めて再認識していただきたいです。

 

結局、学力や教育は親が中心で行わないと何も始まりません。子どもも親に褒められようと行動しているわけではありませんが、良い行動をして一番の理解者であるお父さんお母さんが喜んでくれないのは、本当に悲しい事です。

我々はそのサポートをするだけです。親が諭しても上手くいかない場面(反抗期に入るとどこのご家庭でも起こるかと思います)で我々のような【親ではない近しい大人】が諭すと上手く行くことが多いわけで、そんな感じの役割です。

 

我が子はどんな事があっても可愛いもの。愛情を注いであげたい。その気持ちを上手に伝えて、より良い親子関係を築いてください!