3年前に中学を卒業した生徒の保護者の方から

昨日の夕方、3年前にある私立高校の普通クラスに単願で入学した生徒のお母さんからご連絡をいただきました。

 

『はい、もしもし、佐々木です。◯◯さん、ご無沙汰しております。』

『あ〜、先生の声を聞くとほっとする〜』

『いや〜、私もですよ〜』

 

なんて感じで始まった会話(笑)

 

聞くと、今回の大学入試で失敗し、浪人をするとのご報告でした。本人はきちんとした結果を残せていないのでまだ報告したくなかったようですが、お母さんが私には報告だけはしておかないと!と思ってくださってのご連絡。内容はさておき、忘れずにご報告をくださったのが本当に嬉しい(ちなみにウチの高校部は、数年前から大学受験生はお預かりしておりません。理由は中3が増えすぎて手が回らないからです)。

 

陸上の能力が全国レベルで、スポーツ万能だった中学時代の彼は、高校2年生の時に【生物】の面白さに目覚め、部活をやめて勉強に打ち込んだらしいです(私にとっては、これだけでもビックリ!)。実は彼の兄も同じ高校の特進クラス卒業。兄が認める中、模試でも良い判定が出るようになって臨んだ大学入試でしたが、惜しくも・・・。補助金問題で揺れるここ数年の首都圏大学入試。それを踏まえた受験ができなかったようで、ちょっと事前の戦略段階で失敗してしまったらしいです(この補助金問題、言いたい事は山ほどありますが、長くなりますのでここでは割愛いたしますね)。

 

そんな彼、この春から国立大目指して予備校に行き始めたようです。まぁ、行きたくもない中途半端な大学に滑り止めで入るよりも、ここで踏ん張って来春行きたい大学に入った方がその後の人生が楽しくなる事は確実ですので、長い人生で考えれば逆に良かったのではないかな・・・とも。陰ながら応援したいと思います。

 

しかし予備校代、月に12万ですって!目が飛び出ますね。