オンライン授業と学校からの課題

最近、授業準備やら塾組合の総会準備が忙しすぎてブログが書けないっ(笑)

という事で、久しぶりの投稿となりました。

 

 

今回はオンライン授業を1ヶ月やってみて、色々思う事を書きます。

 

まずオンライン授業の形態は、大きくわけて以下の2種類かと(他にもあるかもしれません)。

 

◆①映像授業

予め用意された映像を見て、学習を進める形式。録画されたものであるが故に生徒1人1人に合わせた授業は出来ないので、知識の伝達が主となる。何度も見返す事が出来るので、繰り返し学習ができる。

 

◆②双方向型リアルタイム授業

zoomやskypeを使ったリアルタイムな指導で、基本的に生徒の理解度を見ながら緊張感を持って授業を進める事が出来る。基本は画面を見っぱなしなので、お互いに疲れる。

 

これに課題提出のツールを組み合わせて行う形態。どちらが優れているかとか劣っているかという話は何とも言えません。それぞれメリットとデメリットがあり、最後は塾長がどう考えるかかもしれません。

 

うちは最初から迷わず②。理由は生徒と出来るだけコミュニケーションを取って進めたいからです。またきちんとやる子とやらない子の差を出来るだけ広げたくないというのも理由の一つでした(きっちり管理すれば、そんな事もないのかもしれませんが)。

 

ところで、私の最近の悩みは《学校からの課題》。萩生田さんがあんな事を言ったこともあり、5月になって休校が延長されるのと同時に、学校の先生も先取りの学習内容を中心に沢山課題を出されました。

学校の先生の気持ちはわかります。あれもこれも出したい気持ち。ただ、ただですね、生徒たちの様子を見ていると、《学習している》というよりも《処理している》ように思えてならないのです。こんな事を続けてるとどうなるか・・・イヤイヤ学習するようになり、一番大事な学習意欲が失われてしまうんです。

 

3月、うちは《これさえやっておけば大丈夫プログラム》を生徒たちに配布し、電話やメールを使って質問受付をしました。無理なく決められた範囲を決められた日時までにこなし、ホームページに解答をアップした上での質問受付。

そこでわかったのは《やる子はやるという事》。春期講習時に生徒たちに聞いてみると、全部終わった生徒が6割、残りの3割が半分以上、1割が半分以下(生徒に提出してもらったわけではないので本当のところはどうかわかりませんが、思ったより優秀)。

 

ただ同時に『あぁ、あまりやらなかった生徒たちの親御さん、本当に大変だっただろうな』とも。

 

きっと今出ている学校からの課題も、同じ感じなのだろうと思います。子どもには《課題を終わらせる》というプレッシャーがかかる中、同時に《課題を手伝う》親が大変になっている現状を、どうしてあげたら良いのか頭を悩ませています。一つアドバイスできるのであれば【完璧を目指す必要はあない】ということでしょうか。

 

これに絡む話で、ネット上には『この休校中に勉強した生徒としなかった生徒の差が歴然』などと書かれていますが、本当にそうなの?と思います。大人が勝手に思い込んでいる可能性もあるのでは?なんて。

 

う〜ん、どうなんだろう。学校が始まってからの2ヶ月後を見てみると大して変わらないのでは?というのが正直なところ。

ただ条件は必要でしょう、それは『勉強しなくちゃなぁ』という気持ち。

 

 

間も無く分散登校が始まるであろうと思いますが、若竹でも対面授業を再開するか否かの検討段階に入っております。特に今年は春の募集が出来ませんでしたので、少しだけですが席の余裕があります。

『勉強しなくちゃなぁ』と思いながらもなかなか行動に移せなかった君!

『もうそろそろ自分で勉強してくれないかなぁ』と思っている保護者の皆さん!

『今年は入試が一本化されるのに、大丈夫?』なんて思っている生徒や保護者の皆さん!

 

【成績アップを自信に繋げ、未来を豊かにする】若竹綜合学園。是非是非ご検討いただけると、有り難く思っております。

宜しくお願いいたします!m(_ _)m