前回記事にした生徒のその後

 

学校が再開されましたが、塾では引き続き夏期講習&定期テスト対策を行っています。

 

さて、前回記事にした生徒ですが、どうやら心を入れ替えてくれたようで、テスト前は最終チェックをしたり、合格は出来ないながらも惜しいところまで点数を取るようになったり・・・。一昨日も一人で塾に来て黙々と残っている再テストを受験したりと、見違える行動が取れていました。

 

問題はこれが続くかどうかですが、まずは大事な第一歩を踏み出せて良かったです。

 

実はこういった【当たり前の行動】については時間が限られている講習よりも時間が無制限な合宿で学んでもらっています。思えば15年ほど前、先輩塾長先生たちが行っていた合宿に混ぜてもらい、それからは当たり前のように毎年恒例になっていました。《勉強するけど楽しい合宿》を目指して改善を重ね、今年の開催場所の検討に入っていたところにコロナさん(笑)。大型バスを使っての行程やバイキング形式での食事などは難しいだろうという事で、通塾型の合宿、オンライン合宿、現地集合による近場での合宿など色々と検討しましたが、夏休み日程や他塾と合同で行う点、いつもと違う場所で行う事による大きな意義を考えると、例年の効果は出せないと判断し今年の夏期合宿は断念しました。

 

《時間を守る》《他人のことを考えて行動する》《挨拶やお礼はきちんと》《勉強をサボったら、自分に返ってくる》《オンとオフのメリハリ》《友だちとの共同生活》《自然との戯れ》など、我々が指導しなくても自然に体得できる合宿。秋口〜冬、【秋期合宿】【冬期合宿】の開催を模索中。

 

今年の受験生のため、もう勘弁してあげてよ、コロナさん。