千葉東高校 合格の生徒
塾長の佐々木です。
さて、今回は非常に倍率の高かった千葉東高校合格を達成した生徒について書きたいと思います。
入塾は小4。お姉さんが通ってくれていたご縁で入塾しました。
以前書いた木更津高専の生徒とは対照的(木更津高専の生徒がダメというわけではありませんよ)で、決してスピードが速いわけではありませんでしたが、非常に落ち着いていてとにかく答えが正確でした。その正確さは学校の勉強でも表れていたようで、小6の時には友達に【天才】なんて言われていましたっけ(本当は正確性を持った秀才なのですけどね)。また物事の本質を突き詰めるストイックさも持ち合わせていました。
中学生になると【定期テストは頭の良さがわかるものではないからあまり燃えない。実力テストや塾の模擬テストの方が燃える】なんて言っていました。さすがちょっと大人です。だからあまりガリガリ勉強している風でもなく、友達も多い彼。私が中学生女子だったら惚れちゃいそうです(笑)
その後も定期テストでは1番~3番を行き来していましたが、本格的に受験勉強をし始めたのは志望校が決まった辺りです。千葉高と千葉東高の見学に行き【千葉東高の方が自分に合っている】と自分で進路を決めました。
お母さんからは家では勉強しないので塾に毎日行かせたい…とのことで10月辺りからは毎日塾で頑張って勉強していました。
入試当日、やらかしました。数学でおなかが痛くなってしまったようで途中で手を挙げてトイレに。この行動が本人にとっては非常に不安だったようです。自己採点は国語82(作文を除く) 数学62 英語92(英作文を除く) 理科98 社会92。やはり数学だけいつも取ったことのない点数。周りの友人に「やった!同じ点数!」と言われ「お前、俺がどんな気持ちでトイレに行ったかわかってるか?」と笑みを浮かべながら話す彼は、やっぱりクールです(笑)
千葉東のレベルですし1点を争う戦いになるであろうことはわかっていましたし、この数学がどれだけ影響するのかがやはり不安でしたが、様々な情報から合格の可能性が高いという印象でした。結果は見事合格!数学がいつも通りきちんと取れれば、千葉高も結構余裕で合格できるレベルでした。
彼は持ち味である【正確性とストイックさ】で、千葉東の中でもそこそこの順位を保っていけることでしょう。会えなくなることは本当に寂しいですが、また遊びに来てください。そして今度は妹の受験を応援してあげてくださいね。
3年後の卒業時に、自分の夢に向かって更に羽ばたいていくことを願っています。