志望校選定
前期入試まであと4日!中3生は自分一人の力で試練を乗り越えてきます。成長が楽しみです!
さて、今回は志望校選定について書きたいと思います。
皆さんの志望校を決めるときの決め手は何ですか?偏差値、距離、部活など色々あると思いますが、私が考える決め手は以下の2つです。それは①【3年間楽しく過ごせるか】と②【自分の将来に繋がるか】です。
①に関しては学校訪問や個別面談などで感じた学校の雰囲気、先輩や先生の印象である程度わかると思います。
②に関しては卒業生の進路先や指定校の数、卒業生の進路割合などを調べればある程度わかると思います。
絶対にやってはいけないのは、
◆部活を中心に決める
◆体験授業が楽しかったから決める
◆偏差値だけで決める
◆噂や先輩の言葉で決める
◆中学校の先生のアドバイスで決める
の5点です。部活は顧問の先生が変わったり、自分が故障したりがありますし、体験授業はよそ行きの授業ですし、偏差値はただの目安だからです。そして先輩や中学校の先生も人間ですので、その人それぞれの価値観が入った話をしてしまうからです。これらを中心に進学してしまうとその期待が崩れた時に学校がイヤになってしまう可能性も高いのです。
ですから私は生徒が志望校を決めてきた時に必ず『何で?』と聞き、きちんと言えるかを確認します。ダメな場合には、アドバイスをした上でもう一度調べてきてもらいます。
そして必ずしも成績上位校が良いとも限りません。確かに大学進学するためにはある程度のレベルの授業が必要で、上位校になればなるほどその授業をしてくれる可能性が高いのですが、そういった授業や指導がその生徒に合っているかもわかりません。実際、一つランクを落として、学校内での上位にいた方がヤル気が出る生徒も多いです。
こういった志望校選定については、中学校の先生も偏差値で決めることが多く、立場上1ランク下の学校を勧めることが多いので尚更注意が必要です。
要するに【様々な情報を自分の価値観に照らし合わせて、自分の足で行動し考え、最終決定する】ことが重要で、大事なのは【自分で】です。
若竹綜合学園では様々なアドバイスを通して、【自分で】学校選定が出来るように指導しています。これから受験をする生徒さんやその保護者の方には、以上のことをよく考えて進路決定をして下さい。そして充実した毎日を過ごしてもらいたいと思います。