成績が良い生徒ほどわかっていること
塾長の佐々木です。
5月末より続いているテスト対策も終盤。来週の辰巳台中と生浜中のテストで終了です。
さて、すでにテストが終了した生徒たちの結果報告が続々と上がってきています。全体的には悪くはありませんが、まだ取れたよなぁという惜しい生徒もおりました。
そんな中で5科合計475点の中3生がいるのですが、その生徒がやっていたことって何だかわかりますか?難しい問題を解いているかと思いきや、本当に基礎の基礎の学習内容を自ら進んで繰り返しやっているのです。これは定期テストが終了しても同じで(うちは全ての中学校のテストが終了するまで通常授業は行わず、今回のテスト単元の復習やこれから学習する単元の予習、実力テストや塾の模擬テストの対策を行っていますが、その中での行動です)、この生徒がやっていたのは復習、しかも基本問題をひたすらこなしていたのです。
入試も実力テストも定期テストも基礎となる土台がないと何もできません。基礎力がしっかり身に付けることが、スムーズに応用問題に取り組めるようになる唯一の道なのですが、点数が取れない生徒ほどこの事がわかっていません。1回できたから大丈夫、何度も同じ単元を繰り返すのが面倒くさい、こんな気持ちでは高得点なんて夢のまた夢です。【簡単だなぁという問題を繰り返し解き、基礎力を身に付けること】これが高得点への道です。
よく「文章題が解けません」や「応用力がないのです」という保護者の方の声を聞きますが、基礎力の欠如が原因であることが多いのも事実です。なんだか点数がうまく取れないなぁという場合は、基礎問題を何度も解いてみてはいかがでしょうか?
もう一つ、その生徒が凄いところは【集中力】です。一度問題に取り組み始めると、周りで何が起こっても全く動じません。もちろん休み時間には他の生徒と一緒にわいわいやっていますが、勉強時間になると切り替えがきちんとできるのです。集中力は成長と共に身につくものですが、短い時間から始める「今から10分だけ集中してみようトレーニング」を繰り返してみると効果的です。
≪基礎力の強化≫と≪集中力≫が定期テストで高得点を取る秘訣!このことを頭に入れて、充実した勉強をしてくださいね^^