成績とは?

冬期講習の準備を進めている矢先に、自宅のインターホンが壊れたり換気扇が壊れたりで、なかなか自由な時間が取れない佐々木です。

まぁ、今や簡単なDIYは私の趣味の一つになっているので正直嫌ではないのですが、授業がある日の作業は少しやるかどうか悩みます。が、思ったらすぐに行動したくなってしまう性格なので結局やってします。本当にタチが悪いです、わたくしの性格は(笑)。

 

 

さて、昔から疑問に思っている事があります。それは《成績が上がった下がった》の定義です。

保護者の方や生徒たちがまず思い浮かべるのは《定期テストの結果》なのかなぁと思います。前回より◯点上がったから成績が上がった、◯点下がったから成績が下がった、という判断。

 

 

一概に間違いとは思いませんが、定期テストは各回の範囲が違う事やその生徒の得意不得意という要素がかなり加味されますので、成績が上がる下がるという判断の基準にするのはちょっと違うのかな、と感じています。

 

そんな事を言いながらも、実は当塾でも高得点者を貼り出したりしています。これは成績が上がったという部分を褒めているのではなく、そこに行き着くまでの【行動】を確認させ、自分がどういった行動を取ったら点数が上がったかを強く認識してもらう意味合いで掲示させてもらっています。

【行動】に関してですが、塾では定期テストの度に《振り返り反省シート》を書いて面談をしています。その項目の中には《今回の行動面》に対する各教科別の記入欄があり、私はここを最重要視しています。多くの生徒たちは点数が良ければ反省はなく、悪ければたくさん反省を書いてくれていますが、実はそんな単純なものではない隠れた部分があります。そこを一緒に掘り下げて考え、ゆくゆくは自分の学習法を確立していくのが【学び】なのだと考えていますので、私にとってはとても大事な時間です。

 

 

話がズレましたので、元に戻します(最近よくズレます)。

 

私が思う成績アップは【行動を伴った実力テストの結果】だと思っています。

実力テストは定期テストと違って暗記レースではない部分が多くを占めており、そのようなテストで高得点を取るためには広範囲に渡る基礎学力の理解や応用力習得が必要となります。偏差値も出ますので、その生徒が人一倍努力をしたのかどうかを客観的に見る事ができます(人と比べるのは悪、という風潮がありますが、学力についてはこれがないと難しいです)。

ただこのテストも稀にマグレ高得点が存在します。たまたま記号問題が当たった!的な高得点です。この辺りの見極めは、保護者の方には難しいと思いますので、やはりプロである塾の先生に任せた方が良いでしょう。

 

定期テストアップに満足しているだけでは受験で戦えません。大手塾のような大人数ではないアットホームな環境で真の学力を身につけたい方、若竹綜合学園が最適です。宜しくお願いいたします!

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