最後の宿題
今日は公立受検をする生徒たちと、最後の宿題演習をします。自分一人の力で戦ってくる彼らとの最後のトレーニング。
今年はコロナ禍で、特に感慨深いです。合宿も除夜の鐘特訓もしてあげる事ができませんでしたが、だからこそ例年以上に個々への対応を多くしました。
受験生にとっては受験がゴールですが、本当のゴールはその先にあり、高校・大学・社会人になって壁にぶつかった際、その壁を乗り越えていく術を生徒たちと一緒に見つけてきた数年間でした。
勉強は、自分が成長するための1つのツールに過ぎません。そういう意味ではスポーツと同じです。
スポーツと違うのは、みな平等である部分です。生まれつきの能力の差はほとんどありませんので、正しい方法で頑張れば上手くいくのが勉強です(もちろんその正しい方法を見つけるまでには無数のトライ&エラーを繰り返して行く事が必要になります)。上手くいく自分なりの方法を見つけ出すのが義務教育期間の最大の目的だと思います。
今年の中学3年生は特におとなしい子が多かったです。でもおとなしいから余計になのでしょうが、その生徒一人一人の頭の中では色々な事を考えていて、自己主張があり、自分を持っている感じでした。
24日と25日は自分で決めた志望校合格を目指して頑張ってくる日です。生徒それぞれが、気持ちよく受験生生活を終われるように、今日も力を込めて指導していこうと思っています。