東日本大震災から9年・・・
あの大震災から9年が経過しました。
塾の授業がなかったあの日、私は2歳の娘と嫁と一緒に遅い昼食を取っていました。注文し飲み物を飲んでいる時にあの異様なグラグラ。すぐに娘を抱えて慌てて店を出て様子を見ていました。ひっきりなしに続く余震と車のテレビで見る惨状、遠くにある工場の爆発がはっきりと目に映り《戦争か?》と思った記憶があります。
その後、仲の良い塾長先生たちと何度かボランティアに行きました。夜中に車を飛ばして行った事もあります。仮設住宅で子どもたちやお年寄りに国語や算数の指導をしたり、元気付ける目的で即席バンドを結成して《情熱大陸》を演奏したりしました。女川や大川小の様子を見て本当に胸が痛み、この教訓を活かしていかねば!と強く心に思いました。
市原にある塾への影響は皆無でしたが、物不足などの不安要素が多かったのと自家用車で送ってきてもらう手間などを考慮し、半月は全面休校にしつつ家族と一緒に過ごしてもらいました。ちなみに春期講習から再開したこの代は、第一志望合格率100%でした。
今、日本は違う脅威にさらされておりますが、みんなそれぞれが他人を思いやり行動すれば、必ず乗り越えられると思っています。
早くこの事態が終息する事を願っています。