目先の点数アップよりも大事な事
12月というのに20度とか、子どもたちの言葉で言うと《バグってます》ね。
やっと二学期中間テストの結果が出揃いました。平均点が高めの教科があったせいか、塾のスペースに貼りきれないくらい多くの生徒が高得点&大幅点数アップを達成してくれました。100点満点も3名ほど。
ただご存知のように、子どもたちを指導する上で大事なのは結果よりも【それに到達するまでの行動】で、テスト前に塾に来たり、積極的に先生に質問をしたり、塾のプリントをたくさん解いたりする行動かできたかどうかです。
私は育った環境によるものなのか、個人的に強制は基本イヤなタチなので、生徒自らが行動するのを待っている訳ですが(どうしようもない生徒は呼びますが)、良い行動を取れた生徒が多く嬉しく思います。
塾が求められているのは目先の点数なのかもしれませんが、定期テストのカラクリ(点数の取り方)を知ってしまうと《頭の良し悪し》とは言えない部分も垣間見えてしまいます。
ですから若竹では生徒に記入してもらった《反省シート》を基に行動を評価しており、それこそが【将来に繋がる教育】なのだろうと思います。これをしたから点数が上がった、これをしなかったから点数が下がった、という事を自覚する事により自分の傾向を知り、今後困難にぶつかった時にこうすれば活路が見出せるという経験値を持った子どもは、上手に羽ばたけるだろう、そんな風に思っています。
今の子は叱ってもなかなか響きませんね、特に叱られ慣れている子は。
前回のブログで書いたように【納得】を伴う事が必要です。点数が良くても悪くても振り返らせて【納得】を引き出す事。そうすれば勝手に勉強くらいするようになりますから。