まさかの・・・

昨日、公立前期入試の合格発表があり、今年もミラクルが起きました。

 

得意の国語でしくじり、数学でもしくじった生徒が合格したのです。それはそれは涙が出るほど嬉しかったです。合格したのが嬉しいというよりも《頑張った彼女の行動が報われて》嬉しいという感情。

 

様々な塾を転々として、小5だったかな、うちに来ました。まぁ、算数が全く出来ませんでしたので、足し算や引き算からの学習。

中学生になりサプリックスクラス(個別指導クラス)へ。1ヶ月かけて英単語の1〜10を書けるようにさせたこともありました。

中学3年生から集団クラスに戻しました。相当《自分に甘い》生徒なので、よく『宿題が多い〜』と嘆いていました。

夏期講習で全くできなかった理科や社会の基礎も身につけ、偏差値を7〜8ほど上げます。

 

この後からがスゴイ。

 

なんと、毎日塾に来て勉強するのです。よっぽどのことがない限り、毎日来る。褒めると調子に乗ってしまうので敢えて褒めないこともありましたが、本当に素晴らしい行動が取れていました。

1月の模擬テストでは、志望校+5の成績。ずっと夢見ていた彼女にとっての第一志望校合格に手がかかりました。そして・・・

 

 

 

 

 

調子に乗り、直前テストで偏差値を落とす(笑)。ボーダー辺りまで落ちました。

 

 

 

そして前期入試。

自己採点に来た彼女は『国語でやらかした〜』『いつも書ける作文も書けなかった〜』と半泣き、『入試には魔物が住んでいる〜』と。

 

2日目を頑張った直後は、すぐに後期に切り替え学習開始。『もう落ちてるから、前期の発表は見に行かないようにしようかな』なんて半分冗談で言っていました。

 

でも結果はなんと合格。立派な合格!報告を受けた時は、塾では講師みんなでそれはそれは凄まじい歓喜の嵐!

 

やはりコツコツ頑張る生徒にはミラクルが起こるものだと改めて感じました。【効率の良い学習法=楽する学習法】も必要だと思いますが、それ以上に大事なことは【コツコツと地道に努力する】ことです。そして【自分を信じること】が一番大事です。

 

今回の受験という経験は彼女の人生を変えてくれることでしょう。