志望校選定方法①
前回は【開示得点】が【やる気】に繋がるということを書きましたが、今回はその前段階である志望校の決め方についてお伝えしたいと思います。
まず前提として
◆①親の希望を中心とした決定◆
◆②偏差値による決定◆
◆③部活だけでの決定◆
◆④一部の人の意見による決定◆
は絶対にしちゃダメです。参考程度に使うのは良いですが、この4点を中心に考えた学校選定は入学してから後悔することが多いです。
①は女子生徒に多くありがちな、親の期待を背負った上位校進学のパターン。小中学生の時は大丈夫ですが、自我が確立する高校生になるとヤル気を失ってしまいます。
②は【偏差値が上がらなかったら下げる】という保険的な受験になるので、思った通りに偏差値が上がらないことがあります。①と組み合わさった場合は最悪です。
③市原市は他の市に比べて、部活が盛んな地域です。ですから中学生は友達と部活を中心に生活を送ります。そして部活で良い成績を修めた生徒はそれを主とした志望校選定をしがちです。
でも考えてみてください。怪我をしちゃったらどうするの?先生や先輩と相性が合わなかったらどうするの?
④一つの学校に対する意見は様々です。例えば《校則が厳しい》という校風に対して「良い」と思う人もいるでしょうし「悪い」と思う人もいます。価値観の違いです。
ですから仲が良い先輩が「良い学校」と言ったからといっても、それがあなたにとって良い学校かはわかりません。
ちょっと長ったらしいので、今回は悪い例だけで終わりにします。申し訳ございませんが、若竹で行っている志望校選定のポイントは次回に持ち越しとします。