偏差値アップしたその後が大事!
千葉県統一テストの結果が返送されてきましたので、面談を通して返却を開始しております。
夏期講習及び夏期合宿は【人生で初めて本気で学習する】と言える時期ですので、そこで結果を出すことによって自分に自信がつき自己肯定感が高まります。また実力テストは《どうやって勉強したらよいかわからない》なんて良く聞く話ですが、その勉強方法を体得する時期でもあります。
体得の方法がわかり始めた頃に結果が出ると、受験に対する恐れが弱くなるのと同時に『合格できるかも・・・』という気持ちが強くなり、それが【モチベーションの維持】に繋がります。
それだけに我々も限界ギリギリまで指導にあたり結果を出すことに精を出すわけですが、ここで困ったことに『合格できるかも・・・』が『合格できた』みたいな気持ちになり、勉強から離れてしまう生徒がいます。
逆に上がらなかった生徒は『次は絶対上げてやる!』という気持ちで次の統一テストまで頑張るので、次は大丈夫であることがほとんど。こちらは心配ないです。
今年も中3生の約9割が偏差値アップを達成し、平均偏差値約5アップ(夏だけで50点ほど上げたことになります)、夏の成果としては最高値である偏差値15アップなんていう生徒も出ましたが、良い結果が出るとやはり余計に心配になります。
千葉県統一テストのような模擬テストは決して安心するためのものではなく、更に上昇して行く為に課題を見つける材料です。模擬テストで良い点が取れたからといって合格できるかどうかはわからないわけで、この9月から更に自分を高めていかないと最終結果は残念なことになりかねません。
中3生はあと4ヶ月で受験が始まります。5月のGW開けの頃から今までの月日をもう一度過ごすと受験なのです(ビックリしませんか?)!
定期テストが終わり、学校によっては実力テストも終わった今こそ、改めて自分の学習を振り返り追い込みの準備を進めてもらいたいと思っています。