【小学生対象】 算数文章題 克服講座(イメージトレーニング講座)
どれだけ丁寧に教えても、どれだけ優しい教材を使っても、何度同じことを教えても、どうしても頭に入らない。説明が全て素通りしてしまい頭に残らない子に会った事はありませんか?
お読みになっているのが、学校や塾の先生なら「最近はそんな子が多くて大変!」という声が聞こえてきそうですが、物事を理解できない子、そもそも理解しようとせず固まる子、理解しようと頑張っているのにどうしても理解できない子が結構います。
解りやすく図にかいて説明して、例題を一緒に解いてあげて、じゃあ練習してみようと言った時点で何から初めて良いか分らない、覚えていない、思考停止状態です… それでも反復練習で「わかっていない」のにその場は「出来る」ようになりますが、その単元が終わったころには前の単元の内容を忘れている状態に・・・ 「こんなことをしていても子どもは賢くならない!」 そんなことを考えるようになりました。
「これって、たし算? それとも かけ算?」
体験学習にきた子たちからよく聞く言葉です。
▼例えばこのS6級(小1向け)の問題
きよはる君はひろあき兄ちゃんが泣くとつられて泣いてしまいます。ひろあき兄ちゃんが1回え~んと泣くと、きよはる君は3回え~んと泣いてしまいます。まひろ兄ちゃんが隣の部屋で聞いていたら、12回え~んと泣く声がしました。きよはる君は何回泣いたでしょうか。
正解は
ひろあき | 1回 | 2回 | 3回 |
きよはる | 3回 | 6回 | 9回 |
え~んの数 | 4回 | 8回 | 12回 |
以下のように、体験学習に来た小学2~3年生の大体8割の子が間違えます。
≪小学3年生≫
≪小学3年生≫
≪小学3年生≫
≪小学3年生≫
≪小学3年生≫
≪小学2年生≫
学校の成績がそんなに悪くない、いや良い子たちでもそうなのです。
学校で習っていないタイプの問題に 歯が立たないんです!
ちなみに、絵を描くと年長さんでも解けます。 (6歳2ヶ月)
なぜでしょうか?
初めて目にする問題を、解ける子と解けない子。その子たちの違いは何でしょうか。
★すらすら文章を読めるかどうかの違いでしょうか?
いいえ、すらすら音読できても、文章の場面を読み取れない子が多いです。
★漢字や言葉をたくさん知っているかどうかの違いでしょうか?
いいえ、語彙は少なくても抜群の応用力を発揮する子たちがたくさんいます。
★計算が速いか遅いかの違いでしょうか?
いいえ、計算スピードが抜群の子たちの理解力が悲しいほど育っていませんでした。
「読み・書き・計算」は大切です。学びの基本ですからね。
しかしそこを徹底的に鍛えても、初めて見る問題を工夫して解けるようには育たないのです。
若竹綜合学園 イメージトレーニング講座は、どんぐり倶楽部の理論・理念に共感し、一人でも多くの子どもたちに本物の「考える力」をつけることを目指す講座です。
あまりご存じない方もいらっしゃいますが、実は勉強を嫌いになる理由の上位に来るのが「計算ドリル」「漢字の練習」(泣)。しかもこの2つは残念ながら、子どもの頭を賢くする学習ではありません。学校で習うことを徹底反復すれば、テストでいい点数は取れます。しかし、それは「賢い」のではなく「知識がある」ということです。「知識」はあとからいくらでも増やせますが、「考える力」は小学生の間しか鍛えることが出来ません。
この講座では、「知識」を増やす学習ではなく、「考える力」を育てる学習をします。
そのために、塾生には、毎回初めて見るやったことの無い文章問題を、自分の力で解いてもらいます。
解けなくても良いのです。我々が指導するのは「考える」ということがどういうことかのみです。それを身につければ、どんな問題が出てきても、「習っていない」「わからない」という言葉は出てきません。「考えれば答えにたどりつく」ことを子供たちは知っているからです。
そして、言葉からイメージ(絵)を再現して操作するということは、そのまま文章の読解につながります。すらすら音読できるけど、内容をちっとも読み取れない子というのは、このイメージの再現→操作に問題があるということです。
わかるとは【絵にかくことが出来るようになること(再現)】
考えるとは【その絵を動かすこと(操作)】
一見、遊んでいるようにしか見えないこの行動こそが、子供たちを賢くするのです。