滑り止めの私立を受験しない・・・という考え方

12月に突入しました。後半の冬期講習を経て、いよいよ受験が始まります。

 

さて、保護者の方と進路面談をしていると、たまに『私立に合格すると安心してしまうから、私立は受験せず公立一本でいきます』という方がいます。うちでは数年に1人位の割合ですが、そういった方が多い塾さんもあるようです。

 

この考え方、どうなのでしょうね。本当にそうなのか、良く考える必要がありそうです。

 

一番大事なのは、実際に通う生徒の気持ち。その立場になって考えてみたいと思います。

 

1月中旬から始まる私立入試。後半になると続々と合格報告が届きます。学校の先生や塾の先生は合格をもらってきた生徒には、我が子のように褒めます、『良かったね!この調子で公立も頑張ろうね!』と。

周りが合格をもらってくる状況、行く学校が出来る状況において、滑り止めがない生徒は不安でいっぱいになります。『落ちたらどうしよう。』なんて考えている暇があれば勉強すべき1月に、そんな事ばかり考えてしまいます。

入試当日も同じで、不安が先行し、結果思わぬミスをしてしまいます。

結果として合格出来れば良いのですが、そうならなかった場合にその子の人生はどうなってしまうのでしょう。

 

私は保護者会でこんな話をします。『可能であれば、生徒全員私立高校に行かせてあげたい気持ちがあります。多少お金がかかるかも知れませんが、次のステージにステップアップするという点を考えると絶対的に質が良い私立高校がオススメであり、また何よりも塾の卒業生を見ていると生徒たちが充実しているからです。』と。

 

今は昔と違って、千葉県の私立高校に通う際には多くの助成金があります。詳しくはhttps://chibashigaku.jp/uploads/img/868.pdf【千葉県私立中学校高等学校協会】をご覧ください。基本的には納税額に応じて金額が決まりますが、今後更に優遇措置があるようで、より一層通いやすくなるかと思います。

 

本当のところ、《公立に合格すると安心してしまうから》という部分よりも《合格しても金額的に通わせられないから》なのではないかと推測しますが、上記のように昔の私立=高いではない状況がありますので、その辺は柔軟に検討したいところです。

 

内容的にも充実し、金額的にも負担が減っている今の千葉県私立高校。公立高校の合格の為にも、是非滑り止めの私立は受けさせてあげていただきたいと思います。しかも『先輩が行ったから』とか『近いから』とか『部活が強いから』という一つの見方ではなく、真剣に悩んで学校を決めて下さい。

 

こういった一つ一つの親の行動が結果的に我が子への愛情として伝わり、後々大人になった時の親孝行に繋がっていくのだと思います。

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