まねぶ

間も無く【先取り春期講習】が始まります。多数のお問い合わせと体験をいただき、ありがとうございました。新中2と新中3、新小5はほぼ満席になりましたが、他学年はまだ少しだけ余裕があります。4月からのメイン講義クラスも含めて、お問い合わせをお待ちしております。

 

さて、ご存知の方もおられると思いますが、学習する=学ぶの原義は【まねぶ】です。誰か指導する人の様子を真似るように行動し、そこから知識や技術を手に入れるということです。【まねぶ】ことによって最終的に目指すのは《主体性を持つ》ことだと考えると、最初の基礎力養成こそが最重要だと考えています。

 

現代では至る所で主体性が重んじられていますが、それを創り出すためには基礎力が不可欠です。基礎力を養うという作業は子ども一人でも簡単に出来ると考えてしまいますが、実は単調な作業であることが多く更に継続する必要がある為、子どもたちの得意技である「飽き」が来てしまう・・・だからこそ非常に難しい作業となります。その際は少しだけ誰かに「強制力」を持って指導してもらうとスンナリいきます(親だと甘えますので、他人が良いです)。

基礎力が身につくと工夫をする能力・意欲・行動が出来るようになりますので、応用力は子ども自身の能力で勝手に身につけていきます。ちょっと感動する場面ですよね。

 

よく『算数の計算は出来るのですが、文章題が出来ません』とか『国語の漢字は出来るのですが、文章題の意味が理解できていないようで・・・』と面談時に聞きますが、原因を突き詰めてみると大抵の子は計算や漢字といった基礎力が不完全であることが多いです。一部は完璧であるが、別の一部は完璧ではない状態、いわゆるデコボコの状態です。これを正すとスッと応用問題が解けるようになります。すると自信がついて、意欲が格段に増し、主体的な行動が出来るようになります。

 

若竹では【まねぶ】ことによって培われる自主性を大切に、今年も【驚異の成績アップと第一志望合格】を実践していきます。

親の言うことを聞かないお年頃ですから、そこは他人に任せて、是非お母さんの負担を減らしてくださいね。

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