成績アップの法則
塾長の佐々木です。
定期テストが近づいてきましたので、成績アップの法則について書きたいと思います。
まず前提として本当の意味での成績アップにはある程度の時間を要します。決められた範囲内の出題である定期テストの成績アップは短時間でなんとかなりますが、テスト範囲があるようでない実力テストは時間がかかりますし、受験や高校になっても使えるものほど定着に長い時間がかかることをお知らせしておきます。
今回は定期テスト•実力テスト両方にあてはまる全般的な学習についてお伝えしようと思います。
まず成績をアップさせるには、①質②量③集中力の3つをバランス良くこなす必要があります。1つずつ簡単に解説をしていきます。
①質
言い換えれば【勉強の仕方】です。
例えば定期テストの学習時に学校のワークをやりますが、バツだった問題をどう処理していますか?
たまに見受けるのが、正しい答えを書いて青マルをつけてそのまま次に進むパターン。これでは学習ではなく作業です。バツだった問題をマルになるようにするのが学習なので、一度立ち止まって《次は自力で解けるのか?》を自問自答してみてください。
また国語や英語、社会などはインプットしていないと何もできない科目です。教科書の理解や語句を覚えないまま学校のワークをやっても効果は薄く、まずは自分なりにこういった土台を固めてからワークに取り組むようにしましょう。
②量
知識を定着させたり問題に活用するためには、多くの問題に触れる事が必要です。そのためにはどうしても絶対的な学習量が必要となります。
自学時はできていたつもりでも当日のテストで解けなかった、という現象は準備段階での学習量が不足している事から起こります。大丈夫だと思っても、もう一回復習したり、その単元の問題を何度も解いたりしてみましょう。
③集中力
最後の決め手はどれだけ集中しているか、です。3時間ダラダラ学習するなら1時間集中して学習した方が良いと言えます。
とはいえ、人間の集中力には限界がありますので、上手に休み時間を作る事が重要です。学習:休み時間=5:1くらいで頑張ってみましょう。
以上3つの項目は足し算ではなく掛け算です。つまりどれか1項目でも弱いと、総合的に弱くなってしまうのが怖いところです。
特に中学3年生は高校に提出する最後の最重要なテストですので、悔いのない様に毎日頑張るようにしてください。