言葉の意味

最近の子供たちを見ていてつくづく思うのは《言葉の意味を知らない》ということです。

で、そういった子の多くは国語の問題で大きな読み違いをしてしまっていることが多いわけですが、その原因の根元を見てみると《言葉の意味を知らない》という生徒が多いこと多いこと。

 

問題をよく読んでも意味がわからないからズレが生じるし、よく読んでも意味がわからないからロクに読まないという悪循環。

漢字の読み書きは良くできるので学校の成績は良い。しかし漢字個々の意味がわからないので何故か国語が出来ないという状態で小学生時代を過ごす→中学生時代での応用力がつかないという現状。

 

 

言葉の意味は本来、学校や塾で学ぶものではなく、小学生までの親子の会話から学ぶべきものだと思っています。親子で会話をする中で『○○ってどんな意味?』『◯◯だよ。◎◎◎みたいな時に使うんだよ』みたいな会話をした後で実際の漢字を知るのがベストです。

 

しかし現代の日本では、親は仕事で忙しく子供は習い事や部活などで忙しいので、なかなかじっくりと会話する時間がない…学校の先生も忙しいですし、結局塾でやるしかないのでしょうね、受験勉強とかではない学びを。