過去問で高得点??
今日も10時からテスト対策。すでに10名ほどの生徒が来塾して、カリカリと筆記用具を走らせています!
さて、今回の定期テストにおいて、なんと!昨年の過去問ほぼそのまま出題した先生がおられました。記号などもそのままでしたので、頭を使わずに記号を暗記していればほぼ100点が取れてしまうテスト問題。
問題自体は出題者である先生が決めることですのでまぁ良いのかもしれませんが、問題点はそのあとにあります。先生が全員に過去問題を配布していないでにも関わらず≪過去問題を解くのは当たり前だ≫とおっしゃったようで…。塾に行っていない子やそのルートがない子はどうするのでしょうか?それこそ不平等だと思うのですが、皆さんはどう思いますか?
過去問題から似たような問題が出ることは周知の事実です。過去問題を解かせて問題演習をすれば、ある程度の高得点を取ることは可能です。
しかし私は過去問題をやたらと渡すようなことはしません。塾生にも【きちんと勉強が終わった場合の総まとめ】という位置づけで認識してもらっているので、学校のワークや塾でのテスト対策をきちんと終えた生徒の中で希望する生徒にのみ確認してもらっています。理由は【たいして努力もせずに高得点を取れてしまうことがある】からです。一度楽して点数を取ることを覚えた子どもがその後どうなるかは想像すればわかりますよね。
最終目標は定期テストで高得点を取ることではありません。そして実は第一志望校合格でもありません。その先にあります。