H30 後期入試について
昨日の後期入試ですが、国語の漢字を見た時に『それ来るか!』という感触から始まり内容を見るとちょっと読みにくい。ただ古文は簡単でした。英語も簡単そうで意外と頭を使わせる問題があるので『我々なら時間内に解けるけど、生徒たちは40分では厳しくない?』となり、社会の内容を見て『平均を下げようとしているな』という確信になりました。私の感覚では
◆国語・・・難化
◆数学・・・易化
◆英語・・・難化
◆理科・・・昨年並み
◆社会・・・難化
昨年の306点という高すぎる平均点が影響したのか、はたまた今の小6から始まる入試一本化の布石なのか。
毎年平均点を的中させている千葉学習塾協同組合では有志の加盟塾からデータを集め、情報部長(茂原で塾をされています)が集計をし、その日の内にある程度の平均点が出ますが、その超速報値を見ても昨年と比べて15〜20点は下がりそうなのは間違いなさそうです。
今まではこうでした。
◆前期⇨難しい
◆後期⇨簡単
前期入試は公立志願者全員が受験するので、学力上位者でも差がつく入試。後期は学力下位者で差がつく入試且つ上位者はミス勝負。
それが今年は
◆前期⇨簡単 というか解きやすい
◆後期⇨難しい というか解きにくい
と、逆になっているのです。
私の推測では《昨年から作問する方が変更になり、今年の前期後期の問題はどちらも同じ方が作っている》のは間違いないとは思いますが、【県教委の狙い】は何なのか。来年の入試はどうなるのかをじっくり検討していきたいと思っています。
後期で『難しかった〜』と感じている生徒は多いはず。自分だけではありません。希望を失わず合格発表日を迎えましょう!