【開示得点】から【やる気】へ

千葉学習塾協同組合加盟塾(以下JACで記載)の有志塾で毎年やっているのが【開示得点請求】です。

開示得点制度というのは入試時の得点や内申点の数値、各中学校の内申値の平均などを高校に開示してもらう制度です。

 

JACでは10年ほど前から《ある千葉市の塾長先生》が集計して下さっております。そのデータ数は大手塾さんよりも多いのでは?と思うスゴイ数で、データの提供をしてくれた有志塾のみに全てのデータをお返しするようにしています。

若竹も初年度から参加をしており、この制度により《なんとなくではない正確な数値での進路指導》が出来るようになりました。

人気校などは1点レベルでの最低点がわかりますので、進路指導でよくありがちな《このままで大丈夫そう》や《厳しい》と言う曖昧な言葉ではなく、《昨年の最低ラインが◯◯◯点で、君は今◯◯◯点だから大丈夫そう》や《昨年の最低ラインが◯◯◯点で、君はいま◯◯◯点だから厳しい》という話になります。そして厳しい場合には《では得意な数学を◯◯点にすれば大丈夫になるから、関数の問題を解けるようにしていこう!》となります。

すると生徒は具体的に何の教科のどの分野を勉強すれば良いかがわかりますので、モチベーションがアップするのと同時に【やる気】が出るわけです。

 

今回は開示得点をやる気に繋げる「若竹での取り組み」をお伝えしましたが、次回はその為に必要な【志望校の決め方】を中心にお伝えしたいと思います。

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