【賢い子どもの育て方】とその対処法

今日は小雨もぱらつき、寒い一日ですね。マフラーや手袋をしている人も増えてきました。

 

さて、今回は10年前から私が思い続けている【賢い子どもの育て方】について書きたいと思います。

 

皆さんが思う【賢い子ども】とは、どんな子どもですか?

 

私は《自分の頭で考えて、物事を組み立てられる子ども》だと思っています。一つの物事について1〜10まで教えることは一見指導者として当然のことのように捉えられますが、子どもが自らの頭で考え問題解決能力を身につける機会を減らし、むしろその子どもの頭を悪くしてしまうのだろうと考えます。

ですから教えることが大好きな私は、塾で指導する際には「教えすぎないぞ」と唱えてから授業に臨むことも多いです(笑)。

 

簡単ですが、ここまでが【賢い子どもの育て方】です。

 

是非ご家庭でも教えすぎずに云々・・・と言いたいところですが、しかしながらこれが実に難しい。子どもに《教えて!》と言われると、親の方もなかなか取れない時間の中で対応することになりますので、ついつい面倒になり最後まで教えちゃいたくなるのが現代に生きる親の現実というもの。我が家にも年頃の子がおり「自分で調べてみな」というと不貞腐れることも多々あるので、皆さんのお気持ちがよ〜くわかります。私も私の時間が取れない時は教えちゃいたくなります。

 

でもそれでは賢くなりません。どうしましょう?

 

そんな時には数分時間を取って【一緒に調べる】ことをお勧めします。結構すんなり行動に移す我が子の姿が見れるかと、そして数分ならば親御さんの負担にもならないかと思います。

 

もしそれでも無理ならば他人の出番かもしれません。特に反抗期などは自立する為の大切な時期でもありますので、親の言ったことを聞かないからと言って無理やり聞かせるのではなく、学校の先生や塾の先生、カウンセラーの先生などの他人にお願いすることもご検討ください。親には甘えられますが、他人には無理ですのでね。

親が言っても全く聞かない子どもが塾の先生の言うことは良く聞く・・・家と塾で真逆の行動をとっている・・・というパターン、非常に多いですよ!

 

◆頭を使わせるため、全部教えることは避ける(2〜3までにする)

◆子どもが甘えてきたら、一緒に取り組んでみる

◆手に負えなくなったら他人の力を借りる

 

年齢に応じて《親がすべきこと》と《他人に任せた方が良いこと》を使い分けてみることが大事ですね。