入試1ヶ月前にやるべきこと

冬期講習が終わり、1週間が経過しました。休み時間は相変わらず元気ですが、休み時間が終わると自然に着席し真剣に学習する塾生の様子を見ていると、立派な受験生になったね〜^ ^と感じます。

 

 

さて、今回は少しだけですが受験前のこの時期にやるべきことをお伝えしたいと思います。

 

まず前提として、無理をして勉強する時期は既に終了したことを認識してもらいたいと思います。無理をするのは冬期講習までで、この時期は【調整】に充てるべきです。当然今から新しい分野を学習するなんてことは極力避け、今まで学んできたことをいかに発揮できるかを最優先に考えなければいけません。その為に一番大事なのは体調管理ですので、睡眠時間を確保し【朝型の学習】に変えるようにします。

 

学習の内容は、実戦力を養うために入試にあわせたテスト形式の総合問題を解き始めてください。志望校にあわせて教科別に必要な点数を見定め、過去問題で傾向を知り《必ず点数にする問題》を決めます。出来ない問題は出来るようにするのが基本となりますが、今までの学力では解けない問題も出てくるかと思います。そういった問題は思い切って捨てるのも、戦略の一つかと思います。

例えば数学の証明問題などは、年によって難問であったり易問であったりしますが、偏差値55以上の学校を受験する生徒以外は、労力対効果を考えて勉強せず、その分を別の単元に充てるといった方法です。

 

意外と出来ていないのが後期受験校の決定。前期で合格する気満々なのは良いのですが【試験は水物】と言います。模試でsを取っていても不合格になることもありますし、cでも合格する事があります。何があるかわかりません。

2月になるともっと時間がなくなりますので、まだ時間のある1月に親子で腹を割って話しておくことをお勧めします。子どもの希望を軸に、家庭の経済状況や合格の可能性などを加味して総合的に判断する必要があります。

 

ということで

①調整段階への移行

②実戦形式の問題演習

③後期受験校の決定

の3つを進めてください。

 

皆さんや皆さんのお子さんが、後悔なく充実した受験となりますように!