集団と個別と自立

 

ここ数日、市原市のコロナ感染者数が増えており、少し心配。今の時期気をつけていない人はいないはずで、そんな中でコレですからね、感染力が相当強いという事でしょう。気兼ねなく外出出来る日までは、みなで協力して頑張りたいですね。

 

 さて、今回は塾の指導形態についてです。

 

大きくわけますと①集団指導②個別指導③自立学習指導の3つかと思います。最初から③だけでやれる生徒はあまりいませんので、やはり基本は①②の区別ですかね。大手塾ではない塾さんは、これら3つを組み合わせて指導しているパターンも多いです。

 

若竹では①+③、②+③にわけて指導しています。基礎力がある程度ある小中学生は集団に自立学習を組み合わせた形、まだ基礎力が身についていない小中学生は個別です。高校生は学校の教科書が違うので個別+自立学習。

 

 

◆集団のメリットとデメリット◆

ある程度勉強の仕方がわかっている生徒なら、生徒同士で切磋琢磨することにより、効率の良い学習ができる。逆に個別に比べて個への働きかけが弱いので、休み時間に質問しに行く、自分で調べるなどの行動が必要になる。

 

◆個別のメリットとデメリット◆

自分から動けない生徒には、講師から指示がでるので、それに従っていれば、ある程度の結果は出る。逆に自分から動かなくて良い状況になりがちなのて、本来目指すべき学習の目的である【自己解決】の能力が育ちづらい。また多くの問題に対処できない事が多いため、受験生のように多くのスキルが必要な場合はやり切れない事が起こる。

 

 

定期テストで300点近く取れている生徒は、基本の勉強の仕方自体は理解している事が多いので(どうやったら更に上げれるかを知って行動に移せれば、400にも届くようになります)、集団授業をお勧めします。

200点以下の場合は、勉強の仕方を理解していない、前学年の段階に躓きを持っている事が多いので、個別指導をお勧めします。