志望校決定にもコロナの影響が。
昨日で大方の生徒の面談が終了し、中学3年生の志望校がほぼ決まり始めました。
例年夏の時期に行われている《学校訪問》ですが、多くの高校が昨年に引き続き中止を発表しました。彼らにとって学校訪問はその学校の印象の大部分を占める部分でもあり、それが中止になった=本当にこの学校に行きたいのかがわからない、となりがち。
すると、志願理由としては【近い】や【偏差値ランク】が中心になり、その学校が持つ雰囲気や出口についての比較が曖昧になりがちで(一番大事な部分です!)、本当の意味での第一志望校が決まらなくなります。結果として【絶対に合格したい学校】が見つからず、本気の勉強が出来ない流れになりがちなのです。
これにより昨年は最後まで悩んでいる生徒がおりましたが、今年は遅れながらも今の時期に学校訪問を設定してくださる学校さんもあり、なんとかではありますが、全中3生の方向性が決まりました。あとはそれに向かって頑張ってもらうだけ。
体育祭や合唱祭の実施や修学旅行の実施、ワクチン接種や定期テスト対策及び入試対策に加えての学校訪問ですから、生徒たちは目が回る忙しさかと思います。同時に保護者の方の負担も増え、こんなところまでコロナの影響があるのだなぁと感じています。
第6波の懸念もされておりますが、まずは実力をつけた彼らを無事に受験会場に送り出す事を第一に、これからも指導にあたりたいと思います。