定期テストを終えて

塾長の佐々木です。

 

1学期期末テストが終わりました。

結果としては5科131点アップ.、120点アップ、117点アップなど素晴らしい結果を残す事が出来ました。特に中3はほぼ全員が点数アップ。比較的簡単になる1学期中間テストと比べてなので、とても良い結果が出ました。

 

 

一方、点数が振るわなかった生徒の原因をつきつめていくと、

①そもそもの学習方法が間違っている

これはまだ勉強の仕方がわかっていない中1に多いのですが、なんとなくやってなんとなく取れないパターン(塾関係者の皆様ならおわかりになろうかと思います)。更に追求していくと【語句をきちんと覚えていない】に行き着きます。

当たり前ですが、語句をきちんと覚えずに問題を解く事は出来ません。1学期中間テストではそんな勉強で良い点数が取れてしまったのが仇になったわけです。ただこれは誰しもが経験する事で、これをきちんと自分の経験に落とし込み、次に繋げる事が重要です。

 

②そもそもの勉強時間が足りない

今回のテストは夏休み明けすぐのテストですので、夏休みの過ごし方が反映されます。塾も8月最後の1週間は朝から晩までテスト対策をしましたが、これに全くまたは少ししか来なかった生徒は、やはり勉強時間が少なかった可能性があります。塾に来れば学校のワークを超えた勉強が出来ますので、よりレベルアップが出来るわけですが、その部分が足らなかったのかも知れません。

塾でテスト対策中に解いたプリントの枚数や結果は項目別に保護者にご報告するのですが、これを見るとやはり相関関係がある事がわかります。

 

③出題形式に変化があった

これは仕方ない事です。単元も変わるのと同時に作問する先生も変わりますので仕方ない事です。

要はどの先生が作っても対応できるようにしていればOKなので、ただ単に学習が足りないだけです。

中1の数学で、言葉の穴埋め問題を多数出してきた事により平均点が40点台前半になった学校があります。まぁ、数学力というよりも国語力を試したわけですが、これにやられた生徒が多かったようです。

あとは別の中学の英語ですが、こちらも45点の平均点だったようで、現場の先生の想定と生徒の理解度との乖離が見られました。

 

 

定期テストは上がり続ける事はなく、上下しながら徐々に上がっていくものですので、上がらなかった時の原因を突き詰め学習を改善していけば最後は必ず上がります。そして、その経験が自分に合った学習方法の発見に繋がり、その後受験時に発揮され、最終的には職についた際のトラブル回避にまで繋がります。

 

1回のテスト結果に一喜一憂せず、常に自分のレベルアップが出来るように頑張ってください!

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