お子様の成績アップには保護者の方の褒め言葉が絶対不可欠です
これは私が親になって心底感じたことです。今、6歳の長女がおりますが、事あるごとに自分が出来るようになったことをアピールしてきます、『私すごいでしょ!』という感じです。忙しくしているときなどは軽く『すごいね!でもごめん。今忙しいからさ、あとでゆっくり見るね』と言い別の作業を始めてしまうわけですが、きっと彼女の心の中では『今見てほしいのに・・・、今褒めてほしいのに・・・。』という気持ちでいっぱいだったのだろうなぁとあとで反省することも多いです。
こんなことを繰り返していると、きっと『今忙しそうだし相手してくれなそうだから言うのやめよっかな』という風になり、そのうち何も教えてくれなくなってしまうのでしょう。それだけならばまだ良いのですが、それがエスカレートすると『どうせ褒めてくれないのだから、頑張るのやめちゃおっかな』となり、何事にも無関心な大人になってしまう可能性がありますよね。
小学生はもちろん、中学生や高校生になっても反抗期であっても、親から褒められたいのは万国共通の気持ちです。何があっても絶対に見放さず自分を見ていてくれるのは親であり、その気持ちがあるからこそ勇気をもって新しいことにチャレンジできるのです。
でも褒めるのって難しいですよね~。自分の子供だからどうしても穴が気になってしまう・・・その気持ち、とてもよくわかります。褒めたいけど、ダメなところを指摘してしまう・・・とても良くわかります。【もっと良くなって欲しい】からですよね。でも逆効果であることも多くありませんか?そんなときのお子さんの気持ちは『褒めてくれなかった』ですよね。その後、『頑張って良くなっても、少しダメなところを言われるから、頑張らないようにしよ』ってなりそうですよね。
ダメなところって実は本人が一番よくわかってることが多いですので、まずは【褒めて】その後【ちょっとだけ指摘】を実践してみてください。それをしばらく続けるだけで、見違えるほど自信を持った、そして将来に夢を持った子どもに育ちますよ。
【塾長 佐々木 肇】