90点の学習法と30点の学習法

 

今年はコロナの影響で定期テストの日程が早いですね。市原中や八幡中、辰巳台中は間もなく2週間前。八幡東中や菊間中は3週間前。

 

中間テストを実施しなかった市原中や八幡東中のテスト範囲を見ると、予想通りの広範囲。中1の数学などを見ると数式の加減乗除が抜かれていて方程式からがテスト範囲。逆に教科書のページ数でいくと範囲部分が100ページ近いものもあり、『あぁ、学校の先生たちも苦労されているなぁ』と感じます。

 

定期テストは自分の学習法を知る上でとても大切なものであり、点数が取れた・点数が取れなかったという結果に色々な経験を落とし込んでいくことにより、オリジナルの自分だけの学習法を学んでいきます。

 

 

ただ当然ですが、満点に近い教科の学習法と30点程度しか取れない教科の学習法は全く違います。大まかに区分けしてみたいと思います。

 

◆90点以上の教科

→その教科における自分の傾向がよくわかっていて、且つ全体的な学習はできているので、教科書の隅を突く問題やミスをしない事、先生が授業中にしたアドバイスや出題の癖に注意を払う。90点以上取れているという事は良く勉強しているという証拠であるので、《1点上がった》や《2点下がった》などの小さい上下は気にしないように。

 

◆70点くらいの教科

→結構頑張って勉強した点数。頭の中では良く整理されているが、教科書の太字以外の部分の学習が出来ておらず、ミスも数問ある感じ。90点以上に到達させるには今の勉強にプラスαをしていく必要があるので(英語だと教科書の本文暗記など)、時間の確保をして臨む。

 

◆50点くらいの教科

→ワークに追われ、全体をザッと勉強しただけの状態。理解出来ていない箇所が把握できないのと同時に克服できていないので、時間の確保をし、特に面倒な部分(社会や理科の語句、英単語等の暗記)について早めから取り組む。インプットはある程度やっている感じだが、アウトプットの訓練を増やす必要がある。

 

◆30点以下の教科

→勉強という勉強はやれていない状態。提出のためにイヤイヤワークを進めただけだとこのような結果になりがち。苦手な教科だからこそ一番に始める。特に理科や社会、数学は《自分が出来ていない箇所を知り、それを直撃で学習するだけ》で60点以上にはなる。

 

 

がむしゃらに勉強しても点数は上がりません。教科別の自分のレベルに応じて学習法を変えることが必要です。また文系科目と理系科目では全く違った学習が必要になります、この辺はまた別の機会で。