令和4年度 1月時点の志望校調査

 

やはり昨年は特別だったのだろう。

公立入試一本化、コロナウィルスの蔓延、私立高校補助金の拡充が重なった昨年。私立高校への進学者が増え、県千葉でさえ1.9倍、地域トップの木更津で1.2倍に届かないという異常事態になりました(昨年1月時点での志願倍率。出願時の倍率ではありません)。

 

そして今年。県千葉で2.26倍、木更津で1.57倍という事で、受検生にとってはマジか!たかっ!という事でしょうが、私個人としてはホッとした部分もあります。

公立難関高と言われる高校でさえ倍率を落とすという事は、公立合格の難易度が全体的に下がってきて入りやすくなっている事を意味しますので、結果的に高校での授業は学力中下位層にも対応する事になってしまい、結果的に地域の衰退に繋がる懸念がありました。

とりあえず今回の入試では、昨年のような低倍率ではなく、一昨年以前のようなそれなりの倍率になりそうです。

 

で、大事な部分。

倍率はとても気になる部分かもしれませんが、自分の力では倍率を上げたり下げたりできるものでもないですし、考えてもどうしようもない部分です。

ですから、倍率高いよ〜大丈夫かなぁと心配している暇があるのなら、自分の合格率を上げられる勉強の方に意識を移しましょう。倍率が高いと思っていても決して合格には近づきません。自分の力で合格に近づける部分に意識を向けるという事です。

 

後悔のない受検生生活を!

 

P.S.昔、特色化選抜時代に4.5倍とかの倍率を経験しているので、2倍でも低い!と思ってしまう自分がいてとても困っています(笑)